毎年、花粉が飛ぶ時期になるとくしゃみ、鼻水、鼻づまりと鼻の症状から来る「慢性的なアレルギー性鼻炎」いわゆる花粉症が辛くて大変という人は、今注目を集めている花粉症レーザー治療を試してみてはどうでしょうか。
花粉症レーザー治療はレーザーで「鼻の粘膜の表層組織」を気化・蒸散させるために使います。鼻の中の花粉に反応してアレルギーを起こす場所を減らして花粉症の症状を和らげるというものです。
レーザー治療なんて聞くと、とても大掛かりな治療なのかと思う人もいるかもしれませんが、そんな事はありません。レーザーによる治療をしている時間は数分から10分程とそんなにかかりません。レーザー自体の副作用はなくて健康保険も適用されるのです。
このレーザー治療は、花粉が飛び始める前に行っておくのがオススメで症状がひどい人は数回にわたりレーザー治療を行うといいようです。
しかしこのレーザー治療は花粉症を完全に治すというものではありません。
レーザーで焼いた鼻の粘膜の部分が元に戻ると効果がなくなってしまうので、そうなったらまたレーザー治療を行います。
しかしこの治療法は薬を処方するのと違って副作用が無い治療法なので体への負担少ない花粉症の治療として注目が高まっています。
日本でも花粉症でのレーザー治療は約10年にわたって実施されておりますし、レーザー治療は技術の進歩で1回のレーザー治療で症状が回復したという患者さんも多くいますので、毎年、花粉が飛ぶ時期になると花粉症の症状を「何が何にでも症状を和らげたい!」という人は、今注目を集めているこのレーザー治療を試してみてはどうでしょうか。スギの予防対策としてシーズンの2〜3ヶ月前から、月に1回で2、3回照射、またシーズン中であっても、1回だけのレーザー治療でも、非常に良好な結果が得られている方もあります。薬をなるべく使いたくない方、薬を使っていても鼻づまりの改善が悪い小児・学童、妊娠中や授乳中の方、にもおすすめできます。
私の知合いは花粉症だけでなく「イビキ」にも効果があったようです。